2024年版!データ復旧業社おすすめ7社を徹底比較
筆者自身も過去にパソコンのデータを誤削除したり、外付けHDDを落としてデータ破損させてしまい、複数のデータ復旧業者に見積もりを依頼し、復元していただいた経験があります。
その体験談をもとに、本当におすすめできるデータ復旧業者を厳選して7社ご紹介します。
- 料金制度(完全成功報酬制・調査費無料)
- データ復旧実績数・データ復旧率
- リカバリ対応機器・メーカーの幅広さ
※データ復旧業者は各社独自の診断基準を採用しており、同じ故障・症状でも料金や復旧スピードは異なります。初期診断・見積もりを受ける際は、必ず複数社から相見積もり取ることをおすすめします。
データ復旧業社をはじめて利用される方は「どの業者を選べかいいか分からない」「高額な料金を請求されそうで心配」という方も多いと思います。
そこで本記事では、全国に100社以上あるデータ復旧業者の中から、利用者の評判が良く実績豊富なデータ復旧業社を厳選して7社ご紹介します。
データ復旧業社おすすめランキングTOP7
評価 | (5.0 / 5.0) |
運営 | デジタルデータソリューション株式会社 |
拠点 | 東京(港区)/神奈川(横浜)/愛知(名古屋)/大阪(梅田)/福岡(博多) ※全国どこでも無料で集荷対応 or 郵送 ※法人であれば無料出張診断・復旧作業可能 |
料金 | 500GB未満:5,000円~ 500GB以上:10,000円~ 1TB以上:20,000円~ 2TB以上:30,000円~ |
対応機器 | RAID機器(NAS/サーバー)/ハードディスク/外付けハードディスク/パソコン/SSD/レコーダー/USBメモリ/SDカード・MSDカード/ビデオカメラ/スマートフォン |
『デジタルデータリカバリー』は、国内売上14年連続No.1のデータ復旧業者です。ハードディスクやサーバー、パソコン、スマホ、USBなど、軽度データ障害から重度物理障害まであらゆる機器に対応しています。
デジタルデータリカバリーでは、365日24時間電話受付を行っており、突然の故障にも対応可能です。復旧スピードもかなり早く、依頼の約80%が48時間以内に復旧しているようです。
HDDをはじめ、USBやカメラ、NAS、RAIDなどあらゆるデバイスのデータ復旧に強く、重要なデータを扱うことが多い大手企業からも信頼を得ています。
評価 | (4.5 / 5.0) |
運営 | アドバンスデザイン株式会社 |
拠点 | 東京(千代田区)/大阪(淀川区) ※全国どこでも無料で集荷対応 or 郵送 |
料金 | 軽度・中度論理障害:33,000円~ 軽度物理障害:66,000円~ |
対応機器 | 外付けHDD/パソコン/SSD/USBメモリ/SDカード/RAID機器(NAS/サーバー) |
『アドバンスデザイン』は、20年以上業界を牽引してきた企業です。その実績を買われ、2017年にBUFFALOの親会社であるメルコホールディングスの傘下に加わりました。
データ・サーバー復旧など、データ領域全般では日本でもトップクラスの実績を誇っており、BUFFALOのメーカー修理や、データ復旧サービスも全てアドバンスデザインが運営しています。RAIDやNASなどの技術力が求められる案件も多く引き受けています。
見積もりやキャンセルは無料、作業後の追加請求等は一切ありません。作業前にしっかり作業料金を提示してくれるので安心して依頼できます。
評価 | (4.5 / 5.0) |
運営 | 株式会社AnswerMakeSolutions |
拠点 | 東京(中野) ※来社持込み不可の場合は郵送も無料で集荷対応 or 郵送 |
料金 | 成果報酬型かつ39,800円(定額) |
対応機器 | 内蔵HDD/SSD/外付けHDD/パソコン/SSD/USBメモリ/SDカード/RAID機器(NAS/サーバー)/デジタルビデオカメラ/デジタルカメラ/HDDレコーダー/各種メモリー記憶媒体 |
『PCエコサービス』の魅力は、何と言っても成果報酬型かつ39,800円という一律料金。
一般的に、障害内容や障害の重度によってデータ復旧料金は変わりますが、PCエコサービスは障害内容・重度に関わらず39,800円という安さでサービスを提供しています。
PCエコサービスは、輸送期間含め最短3日でデータ復旧できるという速さも魅力の一つです。初期検査費は無料で、データ復旧に成功した場合のみ費用が発生する完全成果報酬制を導入しています。
A1Data(エーワンデータ)
評価 | (4.0 / 5.0) |
運営 | A1データ株式会社 |
拠点 | 東京(銀座)/神奈川(横浜)/埼玉(飯能) ※来社持込み不可の場合は郵送 |
料金 | 軽度障害:29,700円~ |
対応機器 | HDD/SSD/パソコン/SD/MicroSDカード/USBメモリ/CD/DVD/磁気テープ/仮想化環境/データベース/RAID機器 |
『A1Data』は、日本のデータ復旧業界の先駆者とも言える存在です。個人の利用者から大手企業、官公庁まで幅広くデータ復旧を行っている実績があります。国内8万件以上の豊富な復旧実績を持つ老舗の会社なので安心して依頼できます。
障害度合いに応じた復旧が可能であり、個人利用では軽度障害が29,700円〜、重度物理障害については79,000円~とリーズナブルな料金設定となっています。
完全成功報酬制を採用しているため、データが復旧できなかった場合には費用が発生することはありません。問い合わせや調査費も無料であり、申込もWebで簡単にできるのでまずは気軽に相談してみてください。
AOSデータ(DATA119)
評価 | (3.5 / 5.0) |
運営 | AOSデータ株式会社 |
拠点 | 41,800円~ 当ページ限定15%OFF(35,530円〜) ※復旧容量問わず定額料金 |
料金 | 東京(虎ノ門) ※来社持込み不可の場合は郵送 |
対応機器 | 外付けHDD・SSD/パソコン/サーバー・RAID・NAS/USBメモリ/microSD/SDカードビデオカメラ/スマートフォン/テープ |
『AOSデータ復旧サービスセンター』は、累計販売数100万本の復元ソフト「ファイナルデータ」の開発会社です。1999年からデータ復旧を開始し、保全調査(フォレンジック)、消去、移行、バックアップなどデータに関連する幅広い事業を展開しています。
NAS・パソコン・外付けや、USBメモリなどメーカー問わず幅広い復旧実績があり、復旧事例も公式ページで紹介されています。
また、最先端の設備や自社開発のツールを使用しており、グループ会社では復旧に関連する特許も取得しているため、技術的な面でも安心して依頼できます。
Livedata(ライブデータ)
評価 | (3.0 / 5.0) |
運営 | 株式会社LIVEDATA |
拠点 | 東京(秋葉原) ※来社持込み不可の場合は郵送 |
料金 | 22,000円〜275,000円(要見積) |
対応機器 | ハードディスク/NAS/TeraStation/LANDISK/ RAIDサーバー/ORACLE/出張サーバー/USBメモリ/SD・CFカード/SSD/ブルーレイレコーダー/ドライブレコーダー/監視カメラレコーダー |
『ライブデータ』では、HDDをはじめNASやRAIDなどあらゆるメディアのデータ復旧が可能です。
ライブデータの料金の特徴は復旧費用に上限があることです。例えば、HDDデータ復旧には275,000円という上限が設けられているので、どんなに重度の故障でもこれ以上請求されることはありません。
重度物理障害の場合、他の業者では40万円以上の復旧費用を請求されることも少なくないのですが、ライブデータでは275,000円までと決まっています。
ライブデータは復旧技術が高いだけではなく、その技術力を生かしたスピード復旧も得意です。重度の障害に関しても平均で13.84時間と、数日かかる他の業者と比べてかなりの短時間で復旧しています。
データレスキューセンター
評価 | |
運営 | 株式会社アラジン |
拠点 | 福岡 ※全国どこでも無料で集荷対応 or 郵送 |
料金 | 軽度論理障害:21,780円〜32,780円 重度論理障害:65,780円 軽度物理障害:87,780円 重度物理障害:107,800円〜327,800円 |
対応機器 | 外付けHDD/パソコン/SSD/USBメモリ/SDカード/RAID機器 |
『データレスキューセンター』は、10年以上のデータ復旧実績があり、技術力の高さや明瞭な料金体系が口コミでも良好で、多くの有名企業との取引実績があります。
日本データ復旧協会の常任理事企業なので、技術や信頼性、実績に関しては申し分なく、重度データ障害から物理障害まで、幅広いHDDを高確率でデータ復旧できます。
データレスキューセンターの特徴は以下の通りです。
- 10年以上のデータ復元実績
- 大学や法人など重要データがあるHDD復旧にも数多く対応
- 初期調査からデータ復元まで一貫してスピーディな対応
- 成功報酬の料金システム/見積り無料
料金に関しては初期診断や見積りは無料で、見積もり後の復旧作業に関しては完全成功報酬制で追加料金は一切ありません。復旧費用は、軽度論理障害であれば21,780円〜、重度物理障害でも107,800円〜327,800円と比較的良心的な価格設定となっています。
完全成果報酬型であること
データ復旧を依頼する際は「完全成果報酬型」を採用している業者を選ぶようにしましょう。
万が一データ復旧できなかった場合、完全成果報酬型の契約では利用者はお金を支払う必要がありません。
復旧が成功した場合のみ料金が発生するので、依頼する側にはリスクがありません。完全成果報酬でサービスを運営しているということは、それだけ自社の復旧技術に自信を持っていると言えます。
丁寧に見積診断してくれるか
先ほども述べましたが、中には悪質な業者も存在します。事前にきちんと診断と見積もりを行なってもらえる業者に依頼しましょう。
機器の診断や見積もりは基本的に無料で行なってもらえます。サービスが自分の要望にあっているのか確認しましょう。
過去の復旧実績
豊富な実績を持つ業者は、それだけ高度な技術力やデータ復旧に関する知識があると判断できます。長年培った技術・知識を生かし、それぞれの機器の故障原因に合った適切な復旧方法でデータを取り出してもらえます。
また、上場企業や官公庁からの依頼実績があるかどうかもデータ復旧業者の信頼性を判断する上で重要なポイントとなります。
技術力の高さ
データ復旧業者を選ぶ上で一番の大切なのは技術力です。十分な知識や設備のない業者に依頼した結果、さらに致命的な障害が発生するなんて事があれば元も子もありません。
例えばサーバーやRAIDは特殊なファイルシステムを使用しているため、データの復旧には高い技術力が必要です。
こうした高度な復旧作業が可能な業者は多くないため、業者選びは慎重に行いましょう。
復旧スピードの速さ
データの復元スピードも業者によって異なります。至急データが必要な場合、復旧作業のスピードも重視したいポイントですよね。
データがいつ手元に戻るのかは、機器の診断の際にきちんと確認しておきましょう。追加料金で特急サービスを行なってくれる業者もあります。
セキュリティ対策が充実しているか
データ復旧を依頼する際、機器とその中の大切なデータも一時的に預けることになります。セキュリティ対策を万全に行なっている会社はプライバシーマークやISO認証といった認定を得ています。これは情報セキュリティの管理に関して世界基準で認められた会社のみ得ることができる認定です。
自分の大切なデータを安心して預けられるセキュリティ体制が整っているのかも事前に確認しておきましょう。
データ復旧業者に復旧作業を依頼するメリット
自力で作業するよりデータ復旧率が高い
データ復旧には2つの手段があり、市販のデータ復元ソフトの利用、または専門のデータ復旧業者に依頼するという方法があります。
データ復旧ソフトの利用は、業者に依頼するのに比べて費用を抑える事ができますが、成功する確率はかなり低いです。誤った使用方法が機器の症状をさらに悪化させ、データ破損に繋がる恐れもあります。
大事なデータが保存されていて、復旧率をできるだけ高めたいという場合は、初めからデータ復旧サービスの利用を検討しましょう。
復旧作業の時間を節約できる
復旧ソフトを用いた個人でのデータ復旧はかなり時間がかかる作業になります。一方、設備が整っている業者では、故障の原因や症状に合わせて適切な復旧作業を行えるので、スピーディーな対応が期待できます。
24時間365日営業している業者もあるので、緊急でデータの復旧が必要な場合にも対応してくれます。
データ復旧業者に復旧作業を依頼するデメリット
自力で復旧するより費用が高い
データ復旧ソフトを用いた個人での復旧作業に比べ、業者に依頼する場合は費用が高くなります。料金は症状の重さによって変動しますが、例えば論理障害の場合、料金相場は以下の通りです。
・軽度障害:2万円~6万円
・中度障害:5万円〜10万円
・重度障害:10万円~25万円
金額を見て復旧ソフトを試してみようと考えている方もいらっしゃると思います。ただ、復旧ソフトは軽度の論理障害にしか対応していません。不適切な対処でデータを破損させてしまうと、かえって復旧にかかる費用がかさんでしまう恐れがあります。
確実にデータを復旧させたい場合は、ソフトを使用する前にデータ復旧業者に初期診断を依頼するのがおすすめです。診断や見積もりを無料で行っている業者も多いので気軽に相談してみましょう。
技術力が低い業者も存在する
復旧の見込みがないにも関わらず、後から高額な復旧作業費を請求してくる業者も存在します。料金だけで判断せず、信頼できる技術力と実績を持ったデータ復旧業者に依頼することが大切です。
業者に見積もりを出す行為も、中に残っているデータに負荷をかける行為なので、見積りに出すたびにデータの復旧確率は下がります。
予算の関係でいくつか見積もりしたい気持ちは十分理解できますが、その分だけデータ復旧確率が下がっていくことは理解しておきましょう。
データ復旧業社に関してよくある質問
業社に依頼すると中身のデータは見られますか?
データ復旧のプロセスにおいて、復旧したデータが正常に開けるかを確認するため、データ内容を確認することがあります。
一方で、データの閲覧は必要最低限であり、顧客データは機密情報として扱っているので、第三者に共有したり、不正な方法で利用することはありません。
業社に依頼すれば必ず復旧できますか?
必ず復旧できるとは限りません。物理的な破損があったり、データの削除と書き込みを繰り返し行なってしまった場合など、状態によっては復旧が困難なこともあります。
データ復旧業社の中には、データ復旧率や復旧症例の実績などをHP上で公開しているので、必ず確認するようにしましょう。
データ復旧にはどのくらいの時間がかかりますか?
初期診断が完了するまでの時間は早くて即日、遅いと1週間以上かかる場合があります。また、復旧作業を開始してからは、早くて即日、遅いと数週間以上かかる場合があります。目安として、10日間程度を見ておくとよいでしょう。
なるべく復旧時間を短縮させたい方は、データ復旧スピードをウリにしている業者や、データ復旧の特急オプションを提供している業者を選ぶようにしましょう。
データ復旧業者の料金相場はいくらですか?
HDD・SSD・PCの場合、軽度の障害で30,000円~数十万円ほど、重度の障害で60,000円~数百万円になります。軽度・重度の分類に関しては、各社に独自の基準が設けられており、初期診断の際に判断されます。
USB・SDカード・スマホの場合、軽度の障害で6,000円~数万円ほど、重度の障害で50,000円~数十万円になります。
データ復旧作業は自力でもできますか?
データを誤って削除してしまったなどの軽度な論理障害であれば、データ復元ソフトなどを用いて、自力でデータ復元できる可能性があります。
一方で、データ復元ソフトの復旧率はそれほど高くなく、実際の復旧率は10~30%程度と言われています。
まとめ
データ復旧業者に依頼するメリットやデメリット、データ復旧業者を選ぶ6つのポイント、利用者の評判が良いデータ復旧業者を厳選して7社ご紹介しました。
「データの復旧率をできるだけ高めたい」「すぐにデータを復旧させたい」という方は、初めからデータ復旧サービスの利用を検討することをおすすめします。
今回ご紹介した業者はデータ復旧業界の中でもかなり実績が豊富な企業なので、安心して依頼できます。
機器の診断や見積もりは基本無料で行なってもらえるので、まずは気軽に相談してみましょう。
スクール名 | 【第1位】 デジタルデータリカバリー | 【第2位】 アドバンスデザイン | 【第3位】 PCエコサービス |
総合評価 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
料金 | 500GB未満:5,000円~ 500GB以上:10,000円~ 1TB以上:20,000円~ 2TB以上:30,000円~ | 軽度・中度論理障害:33,000円~ 軽度物理障害:66,000円~ | 39,800円(定額) |
拠点 | 東京(港区)/横浜/名古屋/梅田/博多 ※全国どこでも無料で集荷対応 or 郵送 ※法人であれば無料出張診断・復旧作業可能 | 東京(千代田区)/大阪(淀川区) ※全国どこでも無料で集荷対応 or 郵送 | 東京(中野) ※来社持込み不可の場合は郵送 |
特徴 | ・累計相談件数36万件 ・依頼の約80%が48時間以内に復旧 ・診断見積・出張見積無料 ・24時間365日受付・最短即日復旧 | ・日本で最初のデータ復旧専門企業 ・法人などの大規模復旧案件に強い ・大規模システムの障害にも対応 | ・論理障害・物理障害問わず一律39,800円 ・輸送期間含め最短3日でデータ復旧 ・完全成果報酬でキャンセル料無料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |