2024年版!ファクタリング手数料が安い会社9選

株式会社フィジビリ 編集部

ファクタリングは、資金繰り対策や貸し倒れリスクの回避など、その有用性は個人事業主や法人の間でも広く知られています。

本記事では、数あるファクタリング会社を徹底的に比較し、手数料が安いファクタリング会社のみランキング形式で9社ご紹介します。

個人事業主として6年以上活動し、実際に4社ファクタリングを利用した筆者がおすすめする手数料が安いファクタリング会社は以下の3社です。

ファクタリング手数料が安い!
おすすめファクタリングTOP3
第1位
総合評価

入金スピード
最短2時間
手続き
オンライン完結
利用可能額
1万円〜上限なし
手数料率
1%~14.8%
必要書類
・請求書
・本人確認書類
・直近3か月の入出金明細
手数料率が業界最安水準
第2位
総合評価

入金スピード
最短2時間
手続き
オンライン/対面
利用可能額
下限・上限なし
手数料率
2%〜12%
必要書類
・請求書
・本人確認書類
・直近2か月の入出金明細
小口から大口まで対応
第3位
総合評価

入金スピード
最短3時間
手続き
オンライン/対面
利用可能額
下限・上限なし
手数料率
2%〜18%
必要書類
・請求書
・本人確認書類
・直近3か月の入出金明細
赤字でも利用可能

2024年版!手数料が安いファクタリング9選

手数料が安いファクタリング会社をランキング形式で9社ご紹介します。

QuQuMo:手数料率1%~14.8%

運営株式会社アクティブサポート
利用可能額数万円から金額上限なし
手続きオンライン完結
入金スピード最速2時間
メリット・手数料が業界トップクラスの低さ
・最短2時間で資金調達可能
・手続きはオンライン完結
・2社間契約なので取引先にバレない
デメリット・手数料の上限がやや高い

QuQuMo』は、オンライン完結型のファクタリングサービスなので、振り込みまでのスピードが早く、手数料も安いのが特徴です。

手続きがスムーズにいけば、申込10分・見積もり30分・送金手続き60分の計2時間程度で資金調達が完了します。

QuQuMoの手数料率は、1%〜14.8%と業界内でもトップクラスに低い手数料率なので、優先的に見積もりを取っておきたいファクタリング会社です。お見積もり時の信用情報や、買取金額を元に手数料率が決定されます。

ビートレーディング:手数料率2%〜12%

運営株式会社ビートレーディング
拠点東京・仙台・名古屋・大阪・福岡
利用可能額10万円〜数億円
必要書類・通帳のコピー(表紙付き、直近3か月分)
・売掛金に関する資料(請求書、契約書など)
入金スピード最短2時間
メリット・最短即日で資金調達可能
・小口から大口まで対応可能
・最低手数料率が低い
・審査通過率は98%
デメリット・個人事業主が利用できるのは3社間ファクタリングのみ

ビートレーディング』は、ファクタリング業界の中でも古くからある会社で、取引実績も業界トップクラスです。

創業直後の中小企業、個人事業主など、幅広い業種の方でも資金調達可能です。実際に10万円から7億円までの買取実績があり、これまで16,000社もの資金調達を支援してきたビートレーディングはファクタリング業界の先駆者と呼べる存在です。

手数料率は3社間契約で2%〜、2社間契約で4%〜となっています。公式サイトで利用目的や調達希望日、業種などの質問に答え、会社情報を送信することで買取金額や手数料の無料診断ができます。

日本中小企業金融サポート機構:手数料率2%~18%

運営日本中小企業金融サポート機構
手数料率2社間:8%~18%
3社間:2%~9%
手続きオンライン完結
必要書類・通帳のコピー(表紙付き、直近3か月分)
・売掛金に関する資料(請求書、契約書など)
入金スピード最短3時間
メリット・手数料が業界最安水準
・郵送やオンラインで手続きが完結する
・経営コンサルティングを受けられる
・補助金申請の支援をしてもらえる
デメリット・売掛先が法人であることが条件
・2社間ファクタリングの手数料はやや高め

日本中小企業金融サポート機構』は、ファクタリング業界では珍しい非営利団体となっています。

1つでも多くの中小企業を救済し、役に立ちたいという思いから、最低限の手数料にてファクタリングを請け負っています。もちろん個人事業主の利用にも対応しています。

また、日本中小企業金融サポート機構では、通常のファクタリング業務と並行して、経営及び各種コンサルティング業務を行っています。

PayToday:手数料率1%〜9.5%

運営Dual Life Partners株式会社
振込期間即日振込
手続きオンライン完結
メリット・業界最安級の手数料(上限9.5%)
・AIを活用したスピーディーな与信判断
・取引先への通知が不要な2社間ファクタリング
・オンラインで完結/対面での面談不要
デメリット・審査が他社に比べると厳しめ
・必ずしも手数料が安くなるわけではない

PayToday』では、AIを活用した与信判断を行なっているので、審査から入金までのスピードがかなり早いです。場合によっては即日での振り込みも可能です。

一般的なファクタリング業者に見積もりを依頼すると、10%〜20%の手数料を提示されるケースが多いですが、PayTodayでは上限手数料が9.5%に設定されています。

また、通常であれば30〜45日先までの債権しか買取ってもらえないケースが多いですが、PayTodayでは最大90日後の債権まで買い取ってくれます。

アクセルファクター:手数料率2%〜20%

運営株式会社アクセルファクター
入金スピード5割以上が即日入金
契約方法対面 / 郵送 / オンライン
調達可能額30万〜1億円
メリット・審査通過率が93%と高い
・支払いまでの時間が長い売掛債権にも対応
・最短即日で振込
・赤字でも利用可能
デメリット・大型債権(1億円以上)は利用できない
・請求先が個人の売掛債権は利用できない
・手数料率の上限が高い

アクセルファクター』は、大手グループ会社が運営するファクタリングサービスなので、調達可能額の上限が1億円と高額な債権にも対応しています。

幅広い業種に対応しており、建設業・運送業・IT業・アパレル業など、様々な企業から高い支持を獲得しています。最長で6ヶ月までの売掛金を買い取り対象にしているので、建設業界など支払いまで期間が長く未回収リスクが高い売掛金にも対応しています。

また、手数料率は2%~とファクタリング会社の中でも最安レベルの水準を維持しており、審査通過率も93%と高い水準を誇っています。

ジャパンマネジメント:手数料率3%〜20%

運営株式会社ラインオフィスサービス
対応エリア全国
入金スピード最短即日
上限金額最大5,000万円
取引方法2社間・3社間ファクタリング
メリット・審査から入金までのスピードが早い
・少額の売掛債権にも対応
・幅広い売掛債権に対応している
デメリット・手数料率の上限が高い
・買取可能な売掛金の上限が低い

ジャパンマネジメント』は、事業規模の大小を問わず、個人事業主から中小企業までを対象としたファクタリングサービスを行なっています。

売掛債権の金額は50万円~5,000万円までと幅広く、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングにも対応しています。手数料の相場としては、2社間ファクタリングで10%~20%、3社間ファクタリングで3%~10%となっています。

手数料については、売掛金の種類や売掛先の規模・財務状況などに応じて算出され、売掛債権額の80~90%が買取り対象となります。

ペイトナーファクタリング:手数料率一律10%

運営ペイトナー株式会社
利用者数5万件以上
利用可能額1万円〜100万円
手続きオンライン完結
入金スピード最短10分
メリット・手数料が一律で資金計画を立てやすい
・手続きはオンライン完結
・入金まで最短10分
・掛け目の設定がない
デメリット・初回利用時は上限(25万円)がある

ペイトナーファクタリング』は、取引先に送った入金前の請求書情報を登録すると、その報酬金額をペイトナー社が立て替えて即日で振り込んでくれます。

面談や書面でのやり取りは一切不要で、手続きはすべてオンラインで完結します。面倒な書類準備なども必要なく、会員登録をしたその日から利用できます。申請から入金までは最短10分で完了します。

また、ペイトナー社と申込者との2社間取引が採用されており、取引先にファクタリングを利用して資金調達しているという事実がバレることもないので安心して利用できます。

ラボル:手数料率一律10%

運営株式会社セレス
利用可能額1万円〜
入金スピード最短1時間
手続きオンライン完結
メリット・審査から入金までのスピードが早い
・オンライン完結で手続きできる
・独自の与信管理
・手数料が一律で資金計画を立てやすい
デメリット・手数料率が10%の固定

ラボル』は、個人事業主を対象とした新しい形の請求書買い取りサービスです。請求書のアップロードから最短60分で口座に入金されるというスピード感が強みです。

買い取り手数料は一律10%とシンプルで分かりやすい設計になっています。初期費用や月額費用は一切かかりません。

会員登録から審査手続きまで、すべてWeb上で完結するので書類審査や電話の必要がなく、スムーズに買取依頼を行うことができます。

運営元は東証プライム上場企業である株式会社セレスなので、資金面やサービス継続性の面でも安心して利用できます。

バイオン:手数料率一律10%

運営会社株式会社バイオン
担保・保証人不要
手続きオンライン完結
入金スピード最短60分

バイオン』は、中小企業から個人事業主までを対象にしているオンライン完結型のAIファクタリングサービスです。

AIを用いた独自の審査システムを用いることで手続きのスピード化を実現しており、最短60分で審査結果をメールで受け取ることができます。

初期費用や月額費用は一切発生せず、一律10%の手数料となっています。最低買取金額は5万円〜なので、個人事業主も利用しやすいです。また、売掛先が個人であっても利用可能です。

ファクタリングで資金調達するメリット

業績に関わらず資金調達できる

ファクタリングの大きなメリットの一つは、自社の業績が芳しくない状況でも資金調達が可能な点です。一般的な銀行融資であれば、赤字などの業績不振があると融資を受けられない場合が多いです。

一方でファクタリングは、売掛先企業の業績が良好であれば、自社の状況に関わらず売掛債権を現金化できます。税金などの未払いがある場合でも、ファクタリングであれば対応してもらえる可能性が高いです。

最短即日で資金調達できる

ファクタリング会社によっては最短即日での現金化が可能なため、運転資金や設備投資などの急な支払いにも対応でき、資金繰りの面でも安心できます。

銀行融資や公的融資の場合、審査や手続きに時間がかかるため、数日から数週間ほど時間がかかるのに対し、ファクタリングであれば最短で数時間程度で現金を受け取れます。

売掛債権の未回収リスクを回避できる

売掛金は支払いを受けるまで現金化できないため、黒字倒産のリスクもあります。ファクタリングを利用すれば、売掛金の支払い期日を待たずに現金化でき、経営資金に余裕が生まれます。

償還請求権の無いファクタリングを利用すれば、取引先が倒産した場合でも回収リスクを回避できます。

ファクタリングで資金調達するデメリット

融資よりも手数料が高い

ファクタリングは利便性の高い資金調達手法である一方で、手数料が高くつく可能性があります。銀行融資では1%代の利息で済むのに対し、ファクタリングでは最大で20%〜30%程度の手数料がかかることもあります。

特に取引先との信頼関係を重視した2社間ファクタリングを利用する場合、その分手数料を多く払う必要があります。

売掛金の額しか資金調達できない

ファクタリングのデメリットとして、売掛金の金額までしか資金を調達できないことが挙げられます。

設備投資など多くの資金が必要な場合、銀行からの融資の方が適しています。ファクタリングは資金繰りを改善し、キャッシュフローを整える目的で利用するのが最適です。

取引先にバレることも

3社間ファクタリングを利用する場合、取引先企業がファクタリング会社に直接支払う必要があるため、ファクタリングを利用していることがバレてしまう恐れがあります。

取引先に自社が資金調達に困っているという印象を与える可能性もあるため注意が必要です。ただし、普段から相談しやすい関係性の売掛先であれば、ファクタリングの利用に納得してもらえるでしょう。

手数料が安いファクタリングに関してよくある質問

審査が甘いと評判のファクタリングサービスは?

ファクタリング審査が甘い業者は、売掛債権が少額で信用力が低いフリーランスや個人事業主でも利用できるケースが多く、審査に用いる提出書類が少ないのが特徴です。

特に『QuQuMo』はフリーランスとの取引実績が豊富で、審査通過率は90%を超えています。

少額で利用できるファクタリングサービスは存在する?

売掛債権が少額になりがちな個人事業主やフリーランスは、ファクタリングの審査に落ちてしまうケースが多いです。

一方で、最近では個人事業主やフリーランスに特化したファクタリングサービスが増えてきており、1万円から利用可能なファクタリングサービスが増えてきています。

特に『ペイトナーファクタリング』は、1万円から利用可能で個人事業主やフリーランスとの取引実績が豊富です。

ファクタリングの審査に必要な書類は?

ファクタリングの審査において、最低限必要となる書類は以下のとおりです。

・売掛金が確認できる書類(請求書など)
・入出金が確認できる通帳のコピー
・本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)

ファクタリングの仕組み上、売掛金が確認できないと契約できないので請求書の提出は必須です。また、ファクタリングの審査において、追加で提出を求められるケースがある書類は以下のとおりです。

・直近の確定申告書(個人事業主の場合)
・決算報告書(法人の場合)
・印鑑証明書
・取引基本契約書
・発注書・納品書

土日に対応しているファクタリングサービスは?

土日でも申込みや審査に対応しているファクタリングサービスは多いですが、土日に振込対応しているサービスは数少ないです。

ラボル』であれば、土日でも振込対応しており、請求書のアップロードから最短60分で口座に入金されるというスピード感で対応してもらえます。

ファクタリング審査において重要視される項目は?

ファクタリング審査においては、「売掛先の信用力」「売掛債権の有無」「個人事業主としての開業日・法人の設立日」「売掛債権の支払期日」が重要視されます。

特に、売掛先の経営状況が良好で確実に売掛金を支払ってくれるかどうかという点を重視しています。

請求書のみで利用できるファクタリングは存在する?

請求書のみで利用できるまともなファクタリングサービスは存在しません。「必要書類は請求書のみ」と謳っているファクタリングは、違法に金銭を貸し付ける悪徳業者の可能性が高いのでおすすめしません。

一方で、請求書と通帳のコピーのみなど、必要書類が少ない大手ファクタリング会社も存在します。

QuQuMo』や『ビートレーディング』であれば、請求書と通帳のコピーをWeb上でアップロードするだけで審査が完了します。

この記事の監修者
株式会社フィジビリ
株式会社フィジビリ
編集部
当社では、フリーランス専門のシェアハウス事業とWebメディア事業に加え、ITフリーランスのネットワークを活かし、Web戦略/マーケティング支援事業を行なっております。当記事は、フリーランス歴5年以上のエンジニア・デザイナー・マーケターが執筆・監修しています。
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