AIエンジニアがフリーランスになるには?案件の獲得方法を解説
AIエンジニアとしてフリーランスを目指しているものの、独立後の案件獲得や営業力に不安を感じていませんか?
「営業経験がないから、フリーランスとして独立するのは難しいんじゃないか」
「自分のスキルや経験で、どんな案件を獲得できるんだろう」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、フリーランスエージェントなどのサービスを活用すれば、営業経験がなくても継続案件を獲得できます。
当記事では、AIエンジニアがフリーランス案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
サービス名 | 【第1位】 レバテックフリーランス | 【第2位】 ITプロパートナーズ |
総合評価 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) |
案件数 | 約15,000件 | 約4,000件 |
職種 | エンジニア | エンジニア デザイナー マーケター |
特徴 | 案件数・利用者数・知名度ともに業界No1 | フルリモート案件・週3日から稼働できる案件が豊富 |
支払いサイト | 15日サイト | 20日サイト |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
AIエンジニアの仕事内容・必須スキル
AIエンジニアは、企業の膨大なデータをAIに学習させる仕事です。そのためには、データを分析してAIが習得しやすい形に加工し、学習をコントロールする必要があります。
AIエンジニアになるには、Pythonなどのプログラミング言語や、データサイエンス、統計学などの知識が必要です。また、機械学習やディープラーニングなどの最新技術を常に学び続けることも求められます。
AIエンジニアは、製造業や金融業、小売業など、さまざまな業界で活躍しています。今後もAIの活用が進むと予想されるため、AIエンジニアの需要は高まっていくでしょう。
現在、AIエンジニアは経済産業省が選ぶ先端IT人材に認定されていて、今後ますますAI人材の求人需要が大きくなると予想できます。
AIエンジニアのフリーランス平均単価・案件動向
フリーエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』で公開されているAI(機械学習)エンジニアの平均年収は948万円で、平均月単価は79万でした。また最高単価は145万円、最低単価は55万円です。
プログラマーの平均月単価は約70万円なので、AIエンジニアの平均月単価は、プログラマーよりも約10万円高いです。 また、AIエンジニアの最低単価は55万円であるのに対して、プログラマーの最低単価は約30万円なので、AIエンジニアは、プログラマーよりも単価が高い傾向にあります。
AIエンジニアの仕事には、AIを使ったシステム開発だけでなく、収集したデータの解析も含まれます。そのため、データベースの構築やデータ解析に必要な統計の知識も必要です。
一般的に、フリーランスは即戦力であることが求められるため、AIエンジニアとしての実務経験が3年以上ないと、フリーランスとして案件を獲得するのは難しいでしょう。
AIエンジニアのフリーランス案件を獲得する方法
フリーランスエージェントを活用する
AIエンジニアのフリーランス案件を獲得する方法として、最も効率的で負担が少ない方法はフリーランスエージェントの活用です。
担当のコンサルタントが希望の条件(月単価/稼働日数/フルリモートなど)にマッチした案件を紹介してくれるので、良案件に出会える可能性が非常に高いです。
複数のフリーランスエージェントに登録しておけば、ブランク期間を空けずに稼働することができます。AIエンジニアのフリーランス案件をお探しの方は『レバテックフリーランス』と『ITプロパートナーズ』がおすすめです。
個人で企業に営業する
前述のフリーランスエージェントに手数料(約10%〜20%)を取られるのがもったいないと思われる方は、企業に直営業するのも一手です。
YentaやWantedlyなどのビジネスマッチングアプリを活用することで、企業の決裁権者に効率よく出会うことができます。
一方で、フリーランスに仕事を発注したいと考えている決裁権者にタイミングよく出会えることは稀であり、営業活動の負担が高く、本業に支障をきたす可能性がある点は注意が必要です。
フリーランスコミュニティに参加する
フリーランスコミュニティでは、Facebookグループなどのクローズドな環境で頻繁に案件シェアが行われています。
オフライン・オンラインでコミュニティメンバーと交流して信頼関係が築けていれば、人脈や案件を紹介してもらえる確率が高まります。
案件のシェアが頻繁に行われているフリーランスコミュニティをお探しの方は「ノマド家」がおすすめです。
知人から案件を紹介してもらう
会社員時代の人脈などがある場合、知人から案件を紹介してもらうのが得策です。
特に、Web制作会社や広告代理店など、仕事のハブになっているような企業出身の方は、外注先として独立後も案件を紹介してもらいやすいです。
ただし、あくまで自分で新規案件を開拓しながら、副次的な方法として活用するのが無難です。
AIエンジニアにおすすめフリーランスエージェント
フリーランスのAIエンジニアが営業工数をゼロにするには、フリーランス専門エージェントに登録するのが最も有効です。フリーランスエージェントに登録することで、以下のようなメリットがあります。
・営業工数がゼロになる
・高単価案件を紹介してもらえる
・週3日から稼働できる
・フルリモートOKなど柔軟な案件を紹介してもらえる
フリーランスエージェントは、クライアント企業との信頼関係が構築されているので、自力で営業するよりも高単価案件を獲得しやすいです。AIエンジニアのフリーランス案件をお探しの方は以下のエージェントがおすすめです。
レバテックフリーランス
『レバテックフリーランス』は、東京で頭一つ抜けた存在であるフリーランスエージェントです。最近では大阪、名古屋、福岡にも拠点を構え、案件数も増加しています。求人数・利用者数・知名度とも業界No1を誇ります。
レバテックフリーランスの特徴は、以下のとおりです。
- 求人数・利用者数・知名度ともに業界No1
- エンジニア向けのフリーランス案件が豊富
- スキル別に担当カウンセラーが担当
- 契約期間満了前に次回の案件を提案
AIエンジニアのフリーランス案件を探すなら、レバテックフリーランスはぜひ利用したいフリーランスエージェントです。スキル別に担当カウンセラーが担当してくれるので、マッチングの精度が高く、安心して利用することができます。
AI(機械学習)エンジニアのフリーランス案件例
この章では、フリーランスエージェントに掲載されているAIエンジニアのフリーランス案件をご紹介します。
週2日稼働のフリーランス案件例
以下は『ITプロパートナーズ』に掲載されている「週2日の稼働でも参画できる」フリーランス案件です。
案件名 | 【Python】ChatGPTサービスの開発を担うプロンプトエンジニアを募集します! |
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想定月収 | 〜1,000,000円 |
業務内容 | DX事業部門で、ChatGPTを活用した法人向けプラットフォーム事業を展開します。 Pythonで指示文をAIにインプットする、プロンプトエンジニアリングを行っていただきます。 |
求めるスキル | ・Pythonを用いた豊富な開発経験(目安5年以上) ・英語でのコミュニケーションスキル(読み書き) ・プロンプトエンジニアリングの経験 |
土日稼働のフリーランス案件例
以下は『ITプロパートナーズ』に掲載されている「土日のみの稼働でも参画できる」フリーランス案件です。
案件名 | 製造AIプラットフォームの研究開発をリードするアルゴリズムエンジニア募集! |
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想定月収 | 〜900,000円 |
業務内容 | 世界中の工場を稼働させる製造AIの開発を行うアルゴリズムエンジニアとしてご活躍いただきます。 ・具体的な業務内容 – 異常検知・最適化・強化学習アルゴリズムの開発 – 最先端技術のキャッチアップと応用 |
求めるスキル | – 分析アルゴリズムの提案から社会実装までを担うことへの興味 – 機械学習や数理最適化等に関連する開発の経験 – 大学院で研究した経験 – 商用プロダクトでのAI開発経験 – エッジデバイスから取得した非構造化データの取り扱い経験 – AWS等のクラウド環境での開発経験 – データ分析に関わる説明資料や報告資料等のレポート作成の経験 – 論文執筆や特許出願の経験 – 英語を使用した実務経験 |
フルリモートのフリーランス案件例
以下は『レバテックフリーランス』に掲載されている「フルリモートOK」なフリーランス案件です。
案件名 | 医療業界向けAI研究開発の求人・案件 |
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想定月収 | 〜850,000円/月 |
業務内容 | ・医療業界向けAI開発支援案件に携わっていただきます。主に下記作業をご担当いただきます。 ‐医療データ分析 ‐AI技術を用いたデータ分析支援 -要件ヒアリングから実装 |
求めるスキル | ・Pythonを用いた開発経験 ・データ分析経験 ・医療業界への知見 ・スタートアップの案件に携わった経験 |
AIエンジニアの将来性は?
AI技術は、あらゆる業種・業界で活用され始めており、AIを使ったシステム開発は、企業のビジネスの将来に直結すると考えられるため、AIエンジニアの需要が高まっています。特に、AIとシナジーのある事業を行う企業は、AIエンジニアを積極的に採用し、好待遇で迎えています。
例えば、製造業ではAIを用いた予知保全や生産ラインの自動化、金融業ではAIを用いた不正検知や顧客分析、小売業ではAIを用いた顧客行動分析やレコメンドシステムなどが、すでに実用化されています。また、これらの分野以外にも、AI技術の活用が進められる可能性は高く、今後もAIエンジニアの需要は高まり続けるでしょう。
具体的には、以下の分野が挙げられます。
- 物流・流通:配送ルートの最適化や在庫管理の効率化
- 医療・ヘルスケア:診断や治療の支援、医療費の削減
- 教育:学習の個別化や成績の向上
- エンターテインメント:パーソナライズされたコンテンツの提供
AI技術の活用は、社会のあらゆる側面に影響を及ぼすため、AIエンジニアの活躍の場は、今後ますます広がっていくと考えられます。
まとめ
フリーランスで働くAIエンジニアは、スキルや経験が重視されるため、フリーランス1年目でも実績や実力次第では高単価案件を獲得できます。
また、AIエンジニアはフルリモートOKな案件が豊富なので、自分の好きな時間に好きな場所で働くことが可能で、仕事とプライベートのバランスを自由に調整できます。
週2〜3日でも稼働できる案件が豊富なので、複数の案件を掛け持ちして年収を上げることも可能です。
フリーランスエージェントを活用すれば、営業工数ゼロで案件を獲得できるので、スキルや経験に自信がある方はぜひ活用してみてください。