COBOLエンジニアがフリーランスになるには?案件の獲得方法を解説

soji

COBOLエンジニアとしてフリーランスを目指しているものの、独立後の案件獲得や営業力に不安を感じていませんか?

「営業経験がないから、フリーランスとして独立するのは難しいんじゃないか」
「自分のスキルや経験で、どんな案件を獲得できるんだろう」

そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、フリーランスエージェントなどのサービスを活用すれば、営業経験がなくても継続案件を獲得できます。

当記事では、COBOLエンジニアがフリーランス案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。

エンジニアにおすすめ!
おすすめ案件獲得サイト
サービス名【第1位】
レバテックフリーランス
【第2位】
ITプロパートナーズ
総合評価
(5.0 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
案件数約15,000件約4,000件
職種エンジニアエンジニア
デザイナー
マーケター
特徴案件数・利用者数・知名度ともに業界No1フルリモート案件・週3日から稼働できる案件が豊富
支払いサイト15日サイト20日サイト
公式サイト公式サイト公式サイト

COBOLエンジニアの仕事内容・必須スキル

COBOLエンジニアの主な仕事内容としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 既存システムの機能追加や改修
  • オープンシステムやクラウドシステムへの移行

既存システムの機能追加や改修では、法改正や商品・サービスの変更など、さまざまな要件に対応する必要があります。COBOLエンジニアは、要件定義から基本設計、開発、テスト、リリース、保守など一連の業務を担当します。

オープンシステムやクラウドシステムへの移行では、COBOLで記述された処理内容を理解し、現行システムを移行先のシステムに適合させる必要があります。COBOLエンジニアは、移行計画の策定や移行作業の実施など、移行プロジェクトの中心的な役割を担います。

COBOLエンジニアは、金融や保険、製造、流通など、さまざまな業界で活躍しています。特に、金融や保険業界では、基幹システムの多くがCOBOLで開発されているため、COBOLエンジニアの需要は高いです。

COBOLのフリーランス平均単価・年収相場

フリーエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』で公開されているCOBOLエンジニアの平均月額単価は60万円で、最高単価は95万円、最低単価は35万円です。

COBOLは、業務システムの開発や業務系アプリの開発、システム移行開発に携わるケースが多く、他のプログラミング言語での開発経験を求められることも多いです。

具体的には、以下のスキルや経験があると、COBOLエンジニアとして参画できる案件の幅が広がり、単価アップにつながります。

  • Java、VB、VBA、VB.NET、アセンブラなどのプログラミング言語での開発経験
  • SQLやshell、Oracle、DB2、IMS、AS/400などの知識
  • Windows、Linux、UNIX、z/OSなどのOSの知識
  • 金融、証券、保険など参画する業界の知識

また、COBOLエンジニアには上流工程の実務経験を求められることが多く、要件定義や基本設計、詳細設計のスキルがプロジェクトの成功のカギになると言えます。

COBOLのフリーランス案件動向

フリーエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』でCOBOLエンジニア向けの案件を検索すると約320件ほど見つかりました。

かつての日本企業では、汎用機と呼ばれる大型コンピューター上で稼働するシステムが業務を支えていました。COBOLは汎用機の中で動作する言語として一世を風靡していました。

しかし、汎用機の多くは2000年代以降クライアントサーバーシステムに置き換わりつつあります。クライアントサーバーシステムは、汎用機に比べてコストや運用面で有利なため、多くの企業が採用しています。

一方で、汎用機は大規模システムが多く、新システムへのスイッチングコストがかなり高いため、継続利用している企業が多いのが実情です。

一部の金融機関や官公庁、交通系機関、大手企業や老舗企業では、COBOLで記述された数万~数千万ステップのソースコードを抱えているケースもあり、法改正対応や新規業務への対応などを含め、COBOLを用いたシステム改修作業は常に発生しています。

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COBOLのフリーランス案件を獲得する方法

フリーランスエージェントを活用する

COBOLのフリーランス案件を獲得する方法として、最も効率的で負担が少ない方法はフリーランスエージェントの活用です。

担当のコンサルタントが希望の条件(月単価/稼働日数/フルリモートなど)にマッチした案件を紹介してくれるので、良案件に出会える可能性が非常に高いです。

複数のフリーランスエージェントに登録しておけば、ブランク期間を空けずに稼働することができます。COBOLのフリーランス案件をお探しの方は『レバテックフリーランス』と『ITプロパートナーズ』がおすすめです。

個人で企業に営業する

前述のフリーランスエージェントに手数料(約10%〜20%)を取られるのがもったいないと思われる方は、企業に直営業するのも一手です。

YentaやWantedlyなどのビジネスマッチングアプリを活用することで、企業の決裁権者に効率よく出会うことができます。

一方で、フリーランスに仕事を発注したいと考えている決裁権者にタイミングよく出会えることは稀であり、営業活動の負担が高く、本業に支障をきたす可能性がある点は注意が必要です。

フリーランスコミュニティに参加する

フリーランスコミュニティでは、Facebookグループなどのクローズドな環境で頻繁に案件シェアが行われています。

オフライン・オンラインでコミュニティメンバーと交流して信頼関係が築けていれば、人脈や案件を紹介してもらえる確率が高まります。

案件のシェアが頻繁に行われているフリーランスコミュニティをお探しの方は「ノマド家」がおすすめです。

知人から案件を紹介してもらう

会社員時代の人脈などがある場合、知人から案件を紹介してもらうのが得策です。

特に、Web制作会社や広告代理店など、仕事のハブになっているような企業出身の方は、外注先として独立後も案件を紹介してもらいやすいです。

ただし、あくまで自分で新規案件を開拓しながら、副次的な方法として活用するのが無難です。

COBOLエンジニアにおすすめフリーランスエージェント

フリーランスのCOBOLエンジニアが営業工数をゼロにするには、フリーランス専門エージェントに登録するのが最も有効です。フリーランスエージェントに登録することで、以下のようなメリットがあります。

・営業工数がゼロになる
・高単価案件を紹介してもらえる
・週3日から稼働できる
・フルリモートOKなど柔軟な案件を紹介してもらえる

フリーランスエージェントは、クライアント企業との信頼関係が構築されているので、自力で営業するよりも高単価案件を獲得しやすいです。COBOLエンジニアのフリーランス案件をお探しの方は以下のエージェントがおすすめです。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス』は、東京で頭一つ抜けた存在であるフリーランスエージェントです。最近では大阪、名古屋、福岡にも拠点を構え、案件数も増加しています。求人数・利用者数・知名度とも業界No1を誇ります。

レバテックフリーランスの特徴は、以下のとおりです。

  • 求人数・利用者数・知名度ともに業界No1
  • エンジニア向けのフリーランス案件が豊富
  • スキル別に担当カウンセラーが担当
  • 契約期間満了前に次回の案件を提案

フリーランスのCOBOL案件を探すなら、レバテックフリーランスはぜひ利用したいフリーランスエージェントです。スキル別に担当カウンセラーが担当してくれるので、マッチングの精度が高く、安心して利用することができます。

当サイトが最もおすすめするフリーランス専門エージェントについて知りたい方は、関連記事「フリーランスエージェントおすすめ10選」もご覧ください。

フリーランスのCOBOLエンジニアを目指す方法

実務経験がない状態から、フリーランスのCOBOLエンジニアとして独立を目指すのはほぼ不可能です。

なぜなら、COBOLのフリーランス案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような開発経験を問われるからです。フリーランスは即戦力として現場に期待されるので、「未経験募集」の求人はほとんどありません。

なので、未経験からCOBOLエンジニアとして独立を目指すのであれば、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で独立を目指すことをおすすめします。

未経験からエンジニア転職したい方は、関連記事「IT業界に強いおすすめの転職エージェント10」もご覧ください。

COBOLエンジニアの将来性は?

若年層はCOBOLよりもJavaやPython、Rubyといった言語を学ぶ傾向にあり、世代交代が進んでいません。その影響で、ここ数年はCOBOLエンジニアの人材不足が常態化しています。

汎用機の数や新規での開発案件は減少傾向にありますが、10年スパンで見るとCOBOLエンジニアの求人需要は高い状態が続くと予想できます。

その理由としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 汎用機で稼働する基幹システムの多くがCOBOLで開発されており、これらのシステムを維持・運用するためにはCOBOLエンジニアの存在が不可欠である
  • オープンシステムやクラウドシステムへの移行においても、COBOLエンジニアのスキルや経験が求められる

そのため、COBOLエンジニアの需要は、今後もしばらくは続くと予想されます。

まとめ

フリーランスで働くCOBOLエンジニアは、スキルや経験が重視されるため、フリーランス1年目でも実績や実力次第では高単価案件を獲得できます。

また、COBOLエンジニアはフルリモートOKな案件が豊富なので、自分の好きな時間に好きな場所で働くことが可能で、仕事とプライベートのバランスを自由に調整できます。

週2〜3日でも稼働できる案件が豊富なので、複数の案件を掛け持ちして年収を上げることも可能です。

フリーランスエージェントを活用すれば、営業工数ゼロで案件を獲得できるので、スキルや経験に自信がある方はぜひ活用してみてください。

この記事の監修者
辻本 拓磨
辻本 拓磨
株式会社フィジビリ 代表取締役
同志社卒→株式会社リクルート→フリーランス2年→法人4期目 | フリーランス専門シェアハウス「ノマド家」を湘南でオープン | 企業のWeb戦略/マーケティング支援を行いながら、業界最大手のフリーランス専門メディアを運営中。
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