フリーランスのWordPressエンジニアになるには?案件の獲得方法を解説
WordPressエンジニアとしてフリーランスを目指しているものの、独立後の案件獲得や営業力に不安を感じていませんか?
「営業経験がないから、フリーランスとして独立するのは難しいんじゃないか」
「自分のスキルや経験で、どんな案件を獲得できるんだろう」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、フリーランスエージェントなどのサービスを活用すれば、営業経験がなくても継続案件を獲得できます。
本記事では、WordPressエンジニアがフリーランス案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
WordPressエンジニアの仕事内容・必須スキル
WordPressに関わる業務としては、以下のようなものが挙げられます。
- Webサイトの新規制作
- 既存ページのリニューアル
- 機能追加
- コンテンツの新規作成
- テーマやプラグインの開発
- セキュリティ対策
- 運用・保守
既存のテーマやプラグインを用いる場合、それほど深い知識やスキルは要求されませんが、ゼロから開発から行う場合、WordPressを構築するPHPはもちろんのこと、データベースであるMySQLの知識も必須です。
その他、HTML・CSS・JavaScriptやセキュリティに関する知識、コラムを投稿するならSEOについての知識も必要になります。
WordPressのフリーランス平均単価・年収
WordPress制作の費用は、以下の2つの要素によって決まります。
- 工数(作業にかかる日数)
- 付加価値(制作やマーケティングに関するノウハウ)
工数は、案件の規模や作業者のスキルによって大きく異なります。たとえば、10ページ程度のシンプルなWebサイトであれば、10万円程度で制作できる場合もあります。
付加価値は、制作会社が提供するノウハウやサービスによって異なります。たとえば、制作会社がSEO対策やマーケティングのノウハウを持っている場合、その分費用が高くなる傾向があります。
外注を依頼する制作会社によっては、サーバーとドメインの契約や設定、専用サーバーのレンタルなどを含めた料金プランを用意しているところもあります。
作業項目 | 単位 | 単価 |
---|---|---|
ディレクション費 | 1式 | 規模により変動 |
WordPressインストール | 1式 | 10,000円~ |
WordPress基本設定 | 1式 | 40,000円~ |
トップページ デザイン | 1P | 30,000円~ |
コンテンツページ デザイン | 1P | 8,000円~ |
トップページ コーディング | 1P | 20,000円~ |
コンテンツページ コーディング | 1P | 7,000円~ |
WordPressのフリーランス案件を獲得する方法
フリーランスエージェントを活用する
WordPressのフリーランス案件を獲得する方法として、最も効率的で負担が少ない方法はフリーランスエージェントの活用です。
担当のコンサルタントが希望の条件(月単価/稼働日数/フルリモートなど)にマッチした案件を紹介してくれるので、良案件に出会える可能性が非常に高いです。
複数のフリーランスエージェントに登録しておけば、ブランク期間を空けずに稼働できます。WordPressのフリーランス案件をお探しの方は『レバテックフリーランス』と『ITプロパートナーズ』がおすすめです。
個人で企業に営業する
前述のフリーランスエージェントに手数料(約10%〜20%)を取られるのがもったいないと思われる方は、企業に直営業するのも一手です。
YentaやWantedlyなどのビジネスマッチングアプリを活用することで、企業の決裁権者に効率よく出会うことができます。
一方で、フリーランスに仕事を発注したいと考えている決裁権者にタイミングよく出会えることは稀であり、営業活動の負担が高く、本業に支障をきたす可能性がある点は注意が必要です。
フリーランスコミュニティに参加する
フリーランスコミュニティでは、Facebookグループなどのクローズドな環境で頻繁に案件シェアが行われています。
オフライン・オンラインでコミュニティメンバーと交流して信頼関係が築けていれば、人脈や案件を紹介してもらえる確率が高まります。
知人から案件を紹介してもらう
会社員時代の人脈などがある場合、知人から案件を紹介してもらうのが得策です。
特に、Web制作会社や広告代理店など、仕事のハブになっているような企業出身の方は、外注先として独立後も案件を紹介してもらいやすいです。
ただし、あくまで自分で新規案件を開拓しながら、副次的な方法として活用するのが無難です。
WordPressエンジニアにおすすめフリーランスエージェント
フリーランスのWordPressエンジニアが営業工数をゼロにするには、フリーランス専門エージェントに登録するのが最も有効です。フリーランスエージェントに登録することで、以下のようなメリットがあります。
・営業工数がゼロになる
・高単価案件を紹介してもらえる
・週3日から稼働できる
・フルリモートOKなど柔軟な案件を紹介してもらえる
フリーランスエージェントは、クライアント企業との信頼関係が構築されているので、自力で営業するよりも高単価案件を獲得しやすいです。WordPressエンジニアのフリーランス案件をお探しの方は以下のエージェントがおすすめです。
レバテックフリーランス | 週3〜5日常駐の高単価案件が豊富
レバテックフリーランス』は、東京で頭一つ抜けた存在であるフリーランスエージェントです。最近では大阪、名古屋、福岡にも拠点を構え、案件数も増加しています。求人数・利用者数・知名度とも業界No1を誇ります。
レバテックフリーランスの特徴は、以下のとおりです。
- 求人数・利用者数・知名度ともに業界No1
- エンジニア向けのフリーランス案件が豊富
- スキル別に担当カウンセラーが担当
- 契約期間満了前に次回の案件を提案
フリーランスのWordPress案件を探すなら、レバテックフリーランスはぜひ利用したいフリーランスエージェントです。スキル別に担当カウンセラーが担当してくれるので、マッチングの精度が高く、安心して利用できます。
ITプロパートナーズ | 週1〜2日稼働のリモート案件が豊富
『ITプロパートナーズ』は、フルリモート可能で週2〜3日から稼働できる案件が豊富なエージェントです。2015年創業以来、7万名以上のフリーランス支援実績があります。
ITプロパートナーズの特徴は、以下のとおりです。
- エンド直の案件が多い
- 中間マージンがなく高単価
- 週3日から稼働できる
- フルリモートOKなど柔軟な案件が豊富
エンド直の案件とは、企業から直接案件を獲得している案件のことです。中間マージンが発生しないため、高単価な案件を獲得できます。
ITプロパートナーズのサイト内検索で「WordPress」と検索すると、125件の案件がヒットしました。単価としては、40万円〜80万円/月のレンジの案件が多いです。
フリーランスのWordPressエンジニアを目指す方法
実務経験がない状態から、フリーランスのWordPressエンジニアとして独立を目指すのはほぼ不可能です。
なぜなら、WordPressのフリーランス案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような開発経験を問われるからです。フリーランスは即戦力として現場に期待されるので、「未経験募集」の求人はほとんどありません。
なので、未経験からWordPressエンジニアとして独立を目指すのであれば、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で独立を目指すことをおすすめします。
まとめ
フリーランスで働くWordPressエンジニアは、スキルや経験が重視されるため、フリーランス1年目でも実績や実力次第では高単価案件を獲得できます。
また、WordPressエンジニアはフルリモートOKな案件が豊富なので、自分の好きな時間に好きな場所で働くことが可能で、仕事とプライベートのバランスを自由に調整できます。
週2〜3日でも稼働できる案件が豊富なので、複数の案件を掛け持ちして年収を上げることも可能です。
フリーランスエージェントを活用すれば、営業工数ゼロで案件を獲得できるので、スキルや経験に自信がある方はぜひ活用してみてください。