インフラエンジニアが副業で稼ぐには?週2日・土日稼働可能な案件の探し方
インフラエンジニアとして副業を始めたいものの、案件の獲得方法や営業力に不安を感じていませんか?
「営業経験がないから、副業案件を獲得するのは難しいんじゃないか」
「自分のスキルや経験で、どんな案件を獲得できるんだろう」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、フリーランスエージェントなどのサービスを活用すれば、営業経験がなくても副業案件を獲得できます。
本記事では、インフラエンジニアが副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
インフラエンジニアの代表的な副業内容と単価相場
インフラエンジニアの仕事内容を大きく分けると、設計・ 構築・ 運用(保守)の3つに分けられます。
設計:要件定義に基づいて、ITインフラの構成や仕様を決定します。プログラムの動作フローをイメージしながら、エラーハンドリングも考慮する必要があります。
構築 :ハードウェアやソフトウェアの設置・設定を行い、動作確認や負荷テストを行います。
運用(保守):24時間365日、ITインフラの安定稼働を監視・保守します。万が一のトラブルにも迅速に対応する必要があります。
フリーランスで働くインフラエンジニアの平均月額単価は60万円です。実務経験1年未満ですと25万円~30万円、3年で中央値付近の55万円~65万円、5年以上で80万円〜が相場となっています。
1つのプロジェクトに関わると、長期案件になりやすいのがインフラエンジニア案件の特徴です。インフラの設計や構築自体も長期間を要しますが、サービスの運用が開始したら保守や監視の仕事も任されることが多いです。
インフラエンジニアが副業案件を獲得する方法
インフラエンジニアが営業工数をかけず、かつ安定して副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントを活用することが最も有効です。フリーランスエージェントを活用するメリットは以下の通りです。
- 営業工数がゼロになる
- 高単価案件を紹介してもらえる
- 週1〜2日から稼働できる
- フルリモートOKなど柔軟な案件を紹介してもらえる
インフラエンジニアの副業案件をお探しの方は以下のエージェントがおすすめです。
リモグ | 週1日や平日夜間だけ参画できる副業案件が豊富
『リモグ』は、保有している案件の全てがフルリモート可能なフリーランスエージェントです。週1日/夜間だけ参画可能なエンジニアの副業案件も多数取り扱っています。
リモグの特徴は、以下のとおりです。
- 週1日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富
- 保有している案件の全てがフルリモート可能
- 月収80万円以上の高単価案件が豊富
リモグに掲載されている案件のほとんどが直案件であるため、中間マージンが発生せず、月収80万円以上の案件が大半を占めています。
レバテックフリーランス | インフラエンジニアの副業案件は業界No1
『レバテックフリーランス』は、求人数・利用者数・知名度とも業界No1のフリーランス専門エージェントです。レバテックフリーランスの特徴は、以下のとおりです。
- 求人数・利用者数・知名度ともに業界No1
- エンジニア向けの副業案件が豊富
- スキル別に専任カウンセラーが担当
- 契約期間満了前に次回の案件を提案
インフラエンジニアの副業案件を探すなら、レバテックフリーランスはぜひ利用したいフリーランスエージェントです。スキル別に担当カウンセラーが担当してくれるので、マッチングの精度が高く、安心して利用できます。
インフラエンジニアの副業案件例
本章では、フリーランスエージェントに掲載されているインフラエンジニアの副業案件をご紹介します。
週1〜2日稼働の副業案件例
案件名 | 【AWS/Docker】成長中の最先端マーケティング企業でインフラエンジニアを募集 |
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月収 | 〜900,000円 |
業務内容 | 既存サイトのリニューアルで、インフラ構築を担当してもえるエンジニアを募集します。 ・開発言語:Ruby、CoffeeScript ・フレームワーク:Ruby on Rails ・データベース:MySQL、Redis ・インフラ、ミドルウェア:AWS、Docker、nginx、GCP ・AWS EC2、RDS、S3、SQS、ECS/ECR、Lambda ・CI/CD:CircleCI、GitHubAction、Capistrano |
スキル | ・AWS(またはGCP)を使用したインフラの構築・運用経験 (AWS ECS/ECR、RDS、S3、SQS、Lambda、CloudWatch) ・Dockerを使用したWebサービス運用経験 ・GitHubを用いた開発経験 |
土日稼働の副業案件例
案件名 | 弊社支援実績多数!働きやすを求めるインフラエンジニア募集 |
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月収 | 〜300,000円 |
業務内容 | 弊社ナイトレジャーアプリのシステムの高速化が出来る人材を募集しています。弊社では基本的にはAWSを使っていますが、スマホのアプリだと、最小工数でリリースしていくものの、イベントなどの際の急なアクセス増加での高負荷を耐えうるためにシステムを整理していただきます。 リソースモニタリングから入ってもらい、ユーザー側から使ってもらってみての検証などまでお願いします。 |
スキル | ・何かしらのプログラミング言語などの使用経験 ・トラフィック増などによるシステム負荷の解消や高速化などの経験 ・新規リリースのアプリでの経験 ・大規模Webアプリケーションやスマートフォンアプリ(ゲームなど)での実績 |
フルリモートの副業案件例
案件名 | 【AWS/Linux/フルリモート】クラウド印刷システムインフラ移行の求人・案件 |
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月収 | 〜700,000円/月 |
業務内容 | クラウド印刷システムのインフラ移行に携わっていただきます。下記を行っていただきます。 ・基本設計、詳細設計 ・製造、単体テスト |
スキル | ・Linuxサーバーの構築経験 ・構成管理ツールのAnsibleの使用経験 ・AWS環境での構築経験 ・アジャイル開発経験 |
インフラエンジニアが副業するメリット
最新の開発トレンドをキャッチアップできる
インフラエンジニアは、常に最新の技術やトレンドをキャッチアップすることが求められます。副業を通じて様々な開発現場に携わることで、多様なプロジェクトに触れ、幅広い知識やスキルを習得できます。
また、異なる企業文化やチームとの交流を通じて、新たな視点や仕事の進め方に触れることができます。
副業で得た経験は、本業でのパフォーマンス向上にも繋がり、現職での昇給・昇格も期待できます。
フリーランスとして独立する足掛かりになる
副業は、インフラエンジニアとして独立を目指す方にとって、最適な足掛かりとなります。
副業を通じて実績を積み重ね、クライアントからの信頼を得ることで、フリーランスとしてヘッドハンティングされることもあります。
副業で培ったスキルや経験は、エンジニアとして市場価値を高め、より良い条件での転職やキャリアアップに繋がります。
本業以上の収入を稼げることも
インフラエンジニアで実務経験が3年以上あれば、週2〜3日の稼働で本業収入以上の副業収入を得られる可能性があります。
前述の副業案件例からも分かる通り、エージェント経由であれば週2日稼働でも30万円/月以上の案件を紹介してもらえます。
ただし、エージェントの案件は実務経験3年以上を採用条件としているケースが多く、実務経験が浅いエンジニアは案件を紹介してもらうのは難しいです。
インフラエンジニアが副業するデメリット
インフラエンジニアが副業を始める際は、以下の点に注意が必要です。
- 副業の所得が20万円を超えた場合は確定申告が必要
- 確定申告のための日々の帳簿付けが必要
- 副業禁止の会社で副業がバレると解雇されることも
- 副業OKでも副業収入の制限や申請の義務がある場合も
副業による所得(売上−必要経費)が20万円を超えると確定申告する必要があります。それに伴い、クラウド会計ソフトなどで日々帳簿づけを行う必要があります。
また、確定申告を行うことで納付する住民税が変動するので、勤務先に副業がバレてしまう可能性があります。
副業が許可されている場合でも、副業収入の制限や申請義務などが就業規則で定められているケースがあるので確認しておきましょう。
インフラエンジニアが副業を始める上でよくある質問
初心者・実務未経験のインフラエンジニアでも副業案件を獲得できる?
実務未経験の状態で、インフラエンジニアが副業案件を獲得するのはほぼ不可能です。
なぜなら、インフラエンジニアの副業案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような実務経験を問われるからです。フリーランスや副業ワーカーは即戦力として現場に期待されるので「未経験募集」の案件はほとんどありません。
なので、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で副業を始めることをおすすめします。
在宅・リモート可能なインフラエンジニアの副業案件はどうやって見つける?
フルリモート可能なインフラエンジニアの副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントの活用が最もおすすめです。
特に『ITプロパートナーズ』は保有案件の7割がフルリモート可能な案件です。ITプロパートナーズのサイト内検索で「インフラエンジニア リモート」と検索すると、フルリモート可能な副業案件が豊富に見つかるので、ぜひ案件情報をチェックしてみてください。
インフラエンジニアの将来性は?
AIやIotの台頭により、インフラエンジニアの求人需要は年々高まってきていますが、求められるスキルや経験も年々変化しています。
インフラエンジニアといえば、データセンターに出向いて大きなサーバーと格闘するイメージですが、クラウドサービスだとローコストで扱いやすいため、多くの企業がサーバーをクラウド上に設置するようになりました。
クラウド化の流れは今後も加速していくので、インフラエンジニアとしての将来性を考えるのであればクラウドの知識は必ず身につけておきましょう。