【ガチレビュー】クラウドワークスとランサーズどっちがおすすめ?数字で徹底比較

株式会社フィジビリ 編集部

クラウドソーシングサービスといえばどのサービスを思い浮かべますか?ほとんどの方がランサーズクラウドワークスだと思います。

「ランサーズとクラウドワークスどちらも知っているけど、結局どちらを使えば良いの?」と思っている方は多いはずです。

本記事では、ランサーズとクラウドワークスの各種ポイントを比較する事により、フリーランスにとってどちらが使いやすいサービスかを解説していきます。比較項目は以下のとおりです。

項目名ランサーズクラウドワークス
案件数
案件の質
手数料
知名度
サポートの充実度

案件数

まず、案件数ですが圧倒的にクラウドワークスが多いです。

「ライティング」と検索した際の案件数を比較すると、
クラウドワークスは約54万件
ランサーズは約11万件
と、約5倍の差がでています。

「プログラミング」と検索した際の案件数を比較すると、
クラウドワークスが約16,000件
ランサーズが約8,000件
と、約2倍の差がでています。

「Webデザイン」と検索した際の案件数を比較すると、
クラウドワークスは約9,500件
ランサーズは約9,100件
と、大きな差ではありませんが、全体的にクラウドワークスの案件数の方が多い結果となりました。

案件の質

案件の質は、ジャンルや時期にもよりますが、どちらも変わりはありませんでした。どちらにも優良案件がありますし、時給換算すると100円をきってしまうような低単価な案件もあります。

もし、特定の職種で1年以上の実務経験があり、高単価な案件を探したい方はクラウドソーシングではなく、フリーランスエージェントを活用することをおすすめします。

特に、株式会社Hajimariが運営する『ITプロパートナーズ』は、リモートOK、週1〜2日で参画可能な案件が豊富なのでおすすめです。

私がフリーランスとして独立した当初は、ITプロパートナーズで週3日稼働45万円/月の案件をライスワークとしつつ、残りの週4日で自社サービスの立ち上げに注力していました。

フィジビリ編集長・辻本
フィジビリ編集長・辻本

手数料率

クラウドワークス』の手数料率は、報酬額によって異なっており5%〜20%となっています。

報酬額手数料率
20万円超の部分5%
10万円〜20万円の部分10%
10万円以下の部分20%
タスク形式での報酬20%

一方で、ランサーズでは2022年度より手数料率が一律16.5%(税込)に設定されています。

つまり、報酬額が10万円以下であればランサーズがお得、報酬額が10万円以上であればクラウドワークスがお得です。

知名度

サービスの知名度に関しては、クラウドワークスの方が若干優位です。直近5年間の会社名の検索ボリュームをGoogle trendsmで調べたところ、常にクラウドワークスの方が多く検索されていました。

一方で、最近ではランサーズが上場しCMも積極的に放映されているので、今後知名度が逆転する可能性もあります。

サポート内容

サポートの充実度はランサーズの方に軍配が上がります。

・安全な報酬支払いの仕組み
・依頼アドバイス機能
・フリーランストータルサポート

はクラウドワークスにはないサポートです

個人的には依頼アドバイス機能がおすすめです。報酬が明らかに低すぎる案件や、納期が短すぎるなどの案件をユーザーがランサーズに通報できる機能で、法外な条件で募集をするクライアントを排除できます。

一方で、クラウドワークスにはクライアントの前払い制度やスタッフのサポート制度があるので、クラウドワークスでも十分安全に働けますが、フリーランス目線ではランサーズのサポートの方が充実しているといえます。

両社の評判まとめ

実際に、ランサーズとクラウドワークスを利用しているユーザーの評判をまとめてみました。全体的に良い意見が多い印象を受けました。

ランサーズの口コミ・評判

良い評判・口コミ

「請求書作業がいらない」「エスクロー(仮払)があるから安心」という良い口コミが多く見つかりました。

月末になるとランサーズのありがたさがわかる。請求書めんどくさい。
クラウドソーシングは面倒な請求書作業がいらないところも魅力的なのさ。

(引用元:X)

ランサーズで納品後全然連絡がつかない人が。完了報告を入れて連絡催促ボタンをぽちっとな。やむなし。ありがたいサービス。エスクローって助かるわあ。なかったらとりっぱぐれるところだった。

(引用元:X)

『クライアントにただ働きさせられないか心配だ』と悩むwebライターは、悩まなくても大丈夫です
仮払い後に作業する、これを徹底すればただ働きは絶対にありません。もし納品後にクライアントと連絡が取れなくなっても、ランサーズやクラウドワークスに相談すれば報酬は得られます、仮払い後ならね

(引用元:X)

ランサーズ2月の収益報酬:33000円

1月からランサーズ始めてついに3万円超え!3月の収益は3日時点でもうこれを超える勢い!コンスタントに自作動画作ってポートフォリオに載せてれば結構見てくれてる

ランサーズは直接依頼結構くるから待ちでも稼げたりする。

(引用元:X)

悪い評判・口コミ

「単価が低い案件が多い」「著作権法違反させる案件があった」といった悪い口コミも見受けられました。

言葉悪いけどクラウドワークスとかランサーズって本当に現代の奴隷になりたい人が集まる場所よね…
逆に言えば奴隷を雇える…
数百円で動画編集とか、サムネイル作成とか受けちゃいかんよマジで。
良いように使われすぎ
…っていうのはそれなりに大きなコンテンツを作る側になれたから言える言葉かな…

(引用元:X)

ランサーズで著作権法違反をさせる案件を見かけた

漫画の紹介サイトで個人のもっている漫画をスキャンして、コマを画像として使うというもの。著作権法違反です

しかも、ランサーに漫画画像を用意させることで訴えられた時に「ライターが勝手にやったんです」言い逃れできる仕組み。気をつけて!

(引用元:X)

クラウドワークスの口コミ・評判

良い評判・口コミ

「案件数が多く初心者でも受注できた」「10万円/月以上稼ぐことができた」という良い口コミが多く見つかりました。

今日は1日時間に余裕があったのでクラウドワークスで営業してみました
5件応募し、めっちゃ簡単なSTUDIOのサイト制作を1件受注!
・急ぎで納品してほしい案件は返信率高い
・新着案件はライバルがまだ少ないため受注しやすい
朝1で新着案件に応募するとその日のうちに受注できる確率もあがりますね

(引用元:X)

まずはクラウドワークスで仕事をゲットして3時間弱で納品。2500円
自分の得意で実体験ネタなので、あまり辛いとかではなく、むしろ楽しかった
インプットも大事だけどやはり、学びながらアウトプットして、小さな成功体験を積んで、さらにそれを自己投資していく。
ライティング 2件
翻訳 1件

(引用元:X)

クラウドワークスに登録して今年で約3年経ちますが、3年間で稼げた金額は245万くらいでした。
知識・スキル0から始めたので個人的には大変稼げたと思ってます。実際には最初の1年くらいしか使ってませんが、スキルアップにはかなり役立ちましたよ!

(引用元:X)

初めてwebライティングで5万円以上稼げたけどプラットホームの内訳としては、

1クラウドワークス46000円
2X 直接取引7000円

個人的には2を伸ばして行きたい。Xではクラウドソーシングに出回らないような興味深い案件が依頼されていることもあるので。

(引用元:X)

案件獲得しました!!

クラウドワークスからのLPコーディング案件です。
顧客の期待値を上回れるよう納品に向けて作業していきます。

(引用元:X)

悪い評判・口コミ

「単価が低い案件がある」「手数料が高い」といった悪い口コミも見受けられました。

今クラウドワークス経由でやってる記事で文字単価0.7円のがある…。しかし20%手数料で引かれるから入ってくる金額で計算すると実質0.5円に近い。。
ライター始めた当初からお世話になってるから言わないできたけどそろそろ文字単価アップをお願いしてみよう…

(引用元:X)

20,000円の記事納品して、クラウドワークスで支払いしてもらったんだけど、手数料引いて15,600円かぁ😂

分かっちゃいるけど、手数料エグいな

(引用元:X)

まとめ

どちらにも良し悪しがあるので、目的に合わせて『ランサーズ』と『クラウドワークス』を使い分けることをおすすめします。最初はどちらにも登録しておいて、最終的に使いやすい方に絞ると良いですね。

どちらも在宅ワークしたいフリーランスや、土日や平日の夜に副業したいサラリーマンの方に適しています。

項目名ランサーズクラウドワークス
案件数
案件の質
手数料
知名度
サポートの充実度
この記事の監修者
株式会社フィジビリ
株式会社フィジビリ
編集部
当社では、フリーランス専門のシェアハウス事業とWebメディア事業に加え、ITフリーランスのネットワークを活かし、Web戦略/マーケティング支援事業を行なっております。当記事は、フリーランス歴5年以上のエンジニア・デザイナー・マーケターが執筆・監修しています。
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