イラストレーターが副業で稼ぐには?週2日・土日稼働可能な案件の探し方
イラストレーターとして副業を始めたいものの、案件の獲得方法や営業力に不安を感じていませんか?
「営業経験がないから、副業案件を獲得するのは難しいんじゃないか」
「自分のスキルや経験で、どんな案件を獲得できるんだろう」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、フリーランスエージェントなどのサービスを活用すれば、営業経験がなくても副業案件を獲得できます。
本記事では、イラストレーターが副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
サービス名 | 【第1位】 ITプロパートナーズ | 【第2位】 レバテッククリエイター |
総合評価 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) |
案件数 | 約4,000件 | 約1,000件 |
特徴 | フルリモート・週2日から稼働できる案件が豊富 | クリエイター専門のフリーランスエージェント |
支払いサイト | 20日サイト | 15日サイト |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
イラストレーターの代表的な副業内容と単価相場
イラストレーターは、クライアントの要望に応じてイラストを制作・納品する仕事です。対象は、雑誌やWebサイト、ソーシャルゲーム、SNSなど、多岐にわたります。
フリーランスで働くイラストレーターの平均年収は約350万円です。単価相場は以下の通りです。
制作物 | 単価相場 |
ロゴ | 30,000円〜200,000円 |
名刺 | 7,000円〜50,000円 |
DM・ハガキ | 20,000円〜60,000円 |
フライヤー・チラシ | 20,000円〜90,000円 |
ポスター | 50,000円〜180,000円 |
パンフ・カタログ | 20,000円〜70,000円/ページ |
webデザイン | 300,000円〜1,000,000円 |
フリーランスのイラストレーターとして年収を上げるには、SNSのような多くの人の目に触れる場所に、自分の作品やポートフォリオを露出すことが大切です。
多くの人の目に触れ口コミが広まれば、必然的にWebメディアや出版社の方の目にとまり、さらなる案件の獲得に繋がります。
イラストレーターが副業案件を獲得する方法
イラストレーターが営業工数をかけず、かつ安定して副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントを活用することが最も有効です。フリーランスエージェントを活用するメリットは以下の通りです。
- 営業工数がゼロになる
- 高単価な副業案件を紹介してもらえる
- 週1〜2日から稼働できる
- フルリモートOKなど柔軟な案件を紹介してもらえる
イラストレーターの副業案件をお探しの方は以下のエージェントがおすすめです。
ITプロパートナーズ | 週2日・土日稼働可能な案件が豊富
『ITプロパートナーズ』は、フルリモート可能で週2〜3日から稼働できる案件が豊富なエージェントです。2015年創業以来、7万名以上のフリーランス支援実績があります。
ITプロパートナーズの特徴は、以下のとおりです。
- エンド直の高単価案件が多い
- 週2日から稼働できる
- フルリモートOKなど柔軟な案件が豊富
- 複数案件掛け持ちしたい方にもおすすめ
ITプロパートナーズのサイト内検索で「イラストレーター」と検索すると、約130件の案件がヒットしました。単価としては、40万円〜70万円/月のレンジの案件が多かったです。
レバテッククリエイター | イラストレーター向け案件数業界No1
『レバテッククリエイター』は、Web・ゲーム業界に特化したフリーランス専門エージェントサービスです。45万人以上の登録者数を誇り、常時1,000件以上の案件を取り扱っています。
Webデザイナーやイラストレータ、グラフィックデザイナーを始めとしたクリエイター向けの案件数は業界No1です。レバテッククリエイターの特徴は、以下のとおりです。
- デザイナー・クリエイター向けの案件数が業界No1
- 週1〜2日から働ける柔軟な案件が多い
- 高単価な副業案件が豊富
- 福利厚生が充実している
週1〜2日から参画OK、フルリモートOKなど柔軟な案件が多いので、案件を掛け持ちしつつ年収アップを目指したいクリエイターにおすすめです。
イラストレーターの副業案件例
本章では、フリーランスエージェントに掲載されているイラストレーターの副業案件をご紹介します。
週2日稼働の副業案件例
以下は『レバテッククリエイター』が保有している週2日稼働でも参画できる副業案件です。
案件 | 【新規アイドルIPソーシャルゲーム】バナー広告デザインの求人・案件 |
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時給 | 〜1,400円/時 |
業務内容 | 男性向けアイドルIPソーシャルゲーム制作において、バナー広告デザインの制作業務、Youtube用のサムネイル制作、アートディレクション業務をおまかせいたします。 |
スキル | ・バナー広告制作実務経験 ・1日2~3点のバナー制作ができる方 ・Premiere Pro、After Effectsを使用した動画編集のスキルと経験 ・動画のサムネイルやロゴなどのデザインのスキルと経験 ・色彩検定の資格 ・アイドルゲームのビジュアルに興味、関心のある方 |
フルリモートの副業案件例
以下は『レバテッククリエイター』が保有しているフルリモートで参画できる副業案件です。
案件名 | 【新規開発中ソーシャルゲーム】作画アニメーターの求人・案件 |
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時給 | 〜1,750円/時 |
業務内容 | 新規開発中ソーシャルゲームのアニメーション演出制作をお任せいたします。 ※担当していただく予定の作品は様々ですが、人気漫画、アニメのIPキャラクターに関わるものが殆どです。具体的には下記作業を想定しています。 ・作画監督 ・原画(LOラフ) ・第二原画 ・絵コンテ ・演出演出内容としては、下記がメインになります。 ・必殺技演出アニメーション ・カードイラストに用いる演出アニメーション |
スキル | ・セルアニメーションの作画制作経験(実務・自主制作問わず) ・デジタルイラストでの作画経験 ・漫画、アニメ、ゲーム、アートへの造詣 |
イラストレーターが副業するメリット
週2日稼働で20万円/月程度稼げる
実務経験が3年以上あるイラストレーターであれば、週2日の稼働でも20万円/月以上稼げます。
実際に、フリーランスエージェントに掲載されている案件をのぞくと、週2日の稼働で20万円/月〜の案件が多いです。
私がフリーランスとして独立した当初は、『ITプロパートナーズ』で週2日稼働35万円/月のリモート案件をライスワークとし、残りの週5日で自社サービスの立ち上げに注力していました。
最新のトレンドをキャッチアップできる
副業を行うことで、様々なイラストの制作現場に参画することになり、トレンドをキャッチアップする機会が増えます。
本業で同じような業務を繰り返しているだけだと、業界のトレンドに追いつけなくなり、転職・独立する際にイラストレーターとしての市場価値が低く評価されてしまいます。
また、副業で知識やスキルレベルを上げておくことで、本業で任される仕事が増えるなど、現職での昇給・昇格も期待できます。
キャリアの選択肢が広がる
副業を行うことで、参画先の社長やディレクターなど、決裁権者と繋がることができます。
もし、副業で成果を出せば、フリーランスとして業務委託契約を打診され独立できたり、正社員としてヘッドハンティングされることもあるでしょう。
副業先で信頼を積み重ねることで、新たな仕事を紹介してもらえるケースも多々あるので、本業と同じ姿勢で業務に臨むようにしましょう。
イラストレーターが副業するデメリット
イラストレーターが副業を行う際は、以下の点に注意が必要です。
- 本業で働く会社の就業規則を必ず確認する
- 副業先との契約内容を明確にする
- 本業に支障が出ないようにする
- 税務処理を行う
副業禁止の会社で副業がバレると、解雇される可能性があります。副業が許可されている場合でも、副業収入の制限や申請の義務など、就業規則で定められている場合があるので必ず確認しておきましょう。
副業先と本業先で競合するような業務はもちろん避けつつ、副業で忙しくなりすぎて本業に支障が出ないようにも注意しましょう。
また、副業で得た収入は、原則として確定申告が必要です。確定申告せずに放置すると、追徴課税を受ける可能性があるので注意が必要です。
イラストレーターが副業を始める上でよくある質問
初心者・実務未経験のイラストレーターでも副業案件を獲得できる?
実務未経験の状態で、イラストレーターが副業案件を獲得するのはほぼ不可能です。
なぜなら、イラストレーターの副業案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような実務経験を問われるからです。フリーランスや副業ワーカーは即戦力として現場に期待されるので「未経験募集」の案件はほとんどありません。
なので、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で副業を始めることをおすすめします。
在宅・リモート可能なイラストレーターの副業案件はどうやって見つける?
フルリモート可能なイラストレーターの副業案件を獲得するには、フリーランスエージェントの活用が最もおすすめです。
特に『ITプロパートナーズ』は保有案件の7割がフルリモート可能な案件です。ITプロパートナーズのサイト内検索で「イラストレーター リモート」と検索すると、フルリモート可能な副業案件が豊富に見つかるので、ぜひ案件情報をチェックしてみてください。
イラストレーターの将来性は?
Midjourneyのような画像生成AIの登場で、AIにオリジナルの画像イメージを出力させることが可能になり、イラストやグラフィックデザインにおけるコスト削減につながることが期待されいます。
その影響で、現役のイラストレーターやグラフィックデザイナーからは自分たちの仕事を奪う技術として、その危険性を指摘する声も大きいです。
一方で、画像生成AI自体も、運用に関するイラストレーターの手腕が必要です。画像生成AIとイラストレーターは相補的な関係にあり、上手く活用できればイラストレーターとしての生産性・市場価値を高めることができるでしょう。